2012年1月31日火曜日

行って来ました。 JCCAクラシックカーフェスティバル ニューイヤーミーティング2012


寒い! って言うか、冷たい! 吹きッさらしのお台場の駐車場は、暖を取る為に食べた豚汁もあっと言う間に冷めてしまうほどの寒さでしたが、なかなかの賑わいで、楽しい一時を過ごす事ができました。

特に関係ないのですが、近くでガンダムが建造中でした。

今回、イタリア車がメインテーマだったのですが晴天とイタリア車特有の鮮やかなカラーリングが相まって清々しい!



イギリス軍団は少し渋めです。負けていません。

ドイツ・フランス連合

世界に誇る日本の軽自動車だって負けていません!

ニューイヤーミーティングといえば、様々な部品(本当に様々!)が出てくるガレージセールが盛んなのですが、気に入ったミニカーなんかをゴソゴソ発掘して、値段交渉するのも楽しみでもあります。
なかなか探し甲斐があります。

こんなところにヨタハチが埋まっている(笑)


そんな、大賑わいの中、独断と偏見で選ぶ「アスナル賞」を発表したいと思います。
今回は少しまじめに選考させて頂きました(笑) ホンダS800に決定しましたー!オーナーさん勝手にスミマセン!
ただのキレイなS800ではありません、このS800は、体育会系の気合の入ったオーナー(多分)と性格もそっくりで、息もピッタリなのでしょう、「気の合う相棒」と呼ぶに相応しいと関係性を感じました。 なぜならば・・・

どうですか? オーナーもクルマも元気一杯、まだまだ現役で行くぜ!と叫んでいるかの様です。  

クラシックカーを所有するという事は、故障やパーツの供給など心配する事が多々あり、正直、所有すれば全ての人生がバラ色とは限りません、しかしそれを補って余りある楽しみや喜びを与えてくれるのも確かです・・・このS800とオーナーの関係は、これから少し古いクルマが欲しいと思っている人にとって勇気と希望を与えてくれている様にも思えます。(笑) さあ!どうしますか?

吹きッさらしの寒さの中、東京モーターショーやオートサロンとは確実に違う種類のクルマ馬鹿(失礼!)が集結しましたが、家族連れやカップルも多く観られた今年のミューイヤーミーティング、昨年よりは確実に来場者の数も多く賑わっており、ケータリングサービスも種類が豊富で美味しかったし、このまま日本の自動車文化の祭典も良い方向に向かえばと心から願いました。

2012年1月18日水曜日

行って来ました。 東京オートサロン2012 with NAPAC Part,2


トヨタのブースで間違いなく一番注目を浴びていた「2000GT SEV」
子供達にもそう若くない人達(私とか)にも大人気でしたが結構、外国人の食いつきが良かったようです。
カラーリングも昔のシェルビー風でかなりカッコ良いです!

 あえて、ウォールナットの木目パネルを漆黒の漆塗りに変更しています。 渋い!

ボンネットとリアハッチにソーラーパネルを取り付けていますが、ロングノーズのトヨタ2000GTだからできた設置スペースですね。

当然、動力はEV なのでデュアルマフラーは外されています。 コッチの方がスッキリしていますね。


傍に居た技術者の方に話をうかがえましたが、この2000GTは、とある場所で永い事眠っていた(朽ち果てていた)車体をサルベージ(救出)し、車体を全てバラし、キレイに塗装され、サビサビのメッキパーツも全て磨きなおし、運転席も漆黒の漆塗りに張替え、新しい技術を得て、それはそれは本当に精魂込めてレストアされて、今の世に生き返ったのですが・・・。

こう言うストーリー(歴史)を持っているクルマは、本当に強い意志があるというか、魂が宿っていると言うか・・観ていてオーラを凄く感じるのです。 

以前にもそんなクルマに出会った事があります。

この2000GTは、ずっと走りたかったのでしょうね・・・ガレージの片隅で朽ち果てながら、その強い意志を発し続けて、ある日それを誰かが感じ取り、新しい力を得て復活する日をずっと願っていたのでしょうね・・・想いが叶って本当に良かった!

当然、この2000GTSEVは、ドンガラでは無く、次回のEVレースに出場予定との事で、サーキットを駆け抜ける雄姿を観れるのが本当に楽しみです!




行って来ました。 東京オートサロン2012 with NAPAC Part,1


2年ぶりに行って来ました。 30回目を迎え、すっかり日本の自動車文化の祭典として世界中から認識されている東京オートサロン、今回は来場者数255,709人!!と過去最高を記録しました。
たしかに人の多さに少々疲れましたが、今回は、家族連れも多く見受けられ其処かしこで微笑ましい場面に遭遇し何だか嬉しい気持ちになりました。

やっぱり、レーシングカーは、無条件にカッコ良いらしい・・判るんだよね(笑)

 絶対に、お父さんの方が乗りたがっているはず(笑) その①

 絶対に、お父さんの方が乗りたがっているはず(笑) その②

 クルマ馬鹿への道は・・・違う!違う! クルマ好きへの第一歩は、ココから教育しましょうか(笑)

やっぱり、女の子はディアブロよりもキレイな模様の方が良いよね(笑)

東京オートサロンは、ショップやパーツメーカーだけでなく自動車専門学校のお披露目の場として毎年、学生さん達の力作が見れるのも楽しみの一つなのです。 初々しいスーツ姿で自分の作った作品を一生懸命説明してくれますが、その想いがとても良く伝わって来るのです。 みんな頑張ってね!
おっ! なかなか通好みの仕上がり

 子供達に大人気だったのですが、一目だけではベース車輌がわからない作り込みが素晴らしい!


LF-Aを目指して製作したのでしょうが、出来るだけ細部まで本物に近づける様に努力した様子がひしひしと伝わってきました。 その分、学生さんの説明も自信に満ち溢れていたのが頼もしかったです。


日本の自動車産業は、間違いなく世界トップレベルです・・・しかし、「自動車文化」は、与えられる物ではなくて自分達で築くものだと思いました。


Part,2に続きます。










2012年1月10日火曜日

君の名は・・・silvia


いつもお世話になっているアークの平井さんのガレージに納品に行った時、初代シルビアが入庫されていました。

シルビアは、観る機会は多かったので先日のトヨタ2000GTほどの驚きはなかったのですが、何気に眺めていると、このクルマの美しさを演出する巧妙なデザインにウットリしていました・・・。

継ぎ目が少ないので、とてもスッキリしています。 でもノッペリ(平坦)していません。

許可をもらって座らせてもらいましたが、高級感はないのですが、メーターからスイッチ類が一つ一つが丁寧に創り込まれています・・・心の乱れが落ち着く感じで、なんだか良いんですよね・・・動かさなくてもずっと座っていたいと思わせます。


この小粋な照明装置は「ルームライト」ではなく 「MAP LANP」と書いていました。

この、フロントフェンアーからつまみ出した様なプレスラインがこのクルマの美しさを決定付けています。

前後の直線的なプレスラインが中心で上手く絡まっているのでデザインの破綻がなく、とてもスッキリしています。 

ドアノブも上手く溶け揉んでいますね。今のクルマが考えてほしい部分です。


継ぎ目を極力減らしたデザイン・・・給油口も上手くトランクに溶け込んでいます。


シルビアの意味を調べると・・・
[Silvia] ギリシャ神話に登場する清楚な乙女の名前

今では、日産の「シルビア」と言うとS13など走りのクルマというイメージがありますが、名と体が一致しているのは、初代だけの様な気がします。 

このシルビアのデザイナーは、日本人です。 当時、日産のコンサルタントをしていたドイツ人デザイナーの助言を受けながら出来たデザインなのですが、この美しいクルマに相応しい名前を考えた時に閃いたのが「シルビア」だったのでしょう・・・ピッタリですよね!

何処かのメーカーみたいにクルマの名前すらマーケットリサーチで決めてしまうのとは全く訳が違います。


シャシーは「フェアレディ(SP311)」なのですが、被せたボディが「シルビア」とは、なかなか粋ですね(笑)。


2012年1月1日日曜日

新年のお慶びを申し上げます。



昨年は、日本だけでなく世界中で大きな自然災害がたくさん発生しました。 予断の許さぬ状況はまだまだ続いておりますが、昨年の出来事を忘れる事なく日々に感謝し前へ前へと進んで行きたいと思います。

もちろん! アスナルとして様々なイベントに出展したり協賛したり、大好きなクルマの事や様々な情報を発信する様に頑張りますので、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。 

神社と狛犬とオースチン・セブンの組み合わせが新春ぽくって良いでしょ(笑)