2011年6月14日火曜日

「SAVE THE CAR」って??


このニュースを初めて聞いた時、「耳を疑った」とは正にこの事だと思いました。


「SAVE THE CAR」

http://www.toyota-app-award.jp/sponsor.html


企画の内容もさる事ながら、ネーミングが最低すぎます・・・。

それでも何か良い部分が無いのか内容を何度も読んだし、頑張ってyou tube を観ましたが、なんだか辛くて、恥ずかしくて止めてしまいました・・。


このマーケティング会社は、一生懸命トヨタのクルマを売っている人々や開発をしている人々、生産に携わっている人々の気持ちをどれほど理解しているのか不思議です。


まして、この企画を最後の最後まで責任を持つ気があるのか大いに疑問です。



「~離れ」って言葉はとても便利です。


希望も込めて言いますが、若い人でも尊敬できる人や熱い人はいます・・・ただ、我々(オジサン)の思考の範囲を超えて考えが付かない状態を「~離れ」と言う言葉でまとめられている様に考えます。


日本の若年層の人口比率は低いので、それらの声は無視されます。

今まではそれでもクルマは売れたのでしょう・・・。

人口比率の多いベビーブーム世代を追っかけてクルマを作り続けた(しかも市場調査・マーケティングと言う責任不在のデータを基にして)結果が今日の販売台数減少に繋がっていると考えます。


若者がクルマから離れたのでは無く、もともと、クルマ業界全体が若者を観ていなかったのではないのでしょうか?


もし、若者がクルマに興味を示さないのであれば、それは「クルマって楽しいよ!」って言い伝えられなかった我々、自動車業界関係者の全体の責任だと思っています。




結構、悲しい気分になりました・・・自分にも責任はあるので・・・。


この企画が、トヨタ全体の総意では無い事を願うばかりです。




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