いつもお世話になっているアークの平井さんのガレージに納品に行った時、フライングレディがいらっしゃったので、挨拶をしてきました(笑)。
[ The Spirit of Ecstasy ] 通称「フライング・レディ」・・・ロールスロイスのパルテノングリルの突端に鎮座しているその存在は有名なのですが、実在のモデルが居たそうなのですが、その生い立ちに謎が多く、また、なかなか間近で見る事はないので、今回はゆっくり対面させて頂きました。
肩から羽が生えてるんじゃなくて、袖の大きい薄めのドレスを着た感じだったんだ! しかも裸足だし。 勝手な推測ですが、ドレスを着て風を受けると丁度、袖の部分が風に乗って広がる様子をイメージされたんでしょうね・・・。
髪も風で乱れない様に後ろで束ねてたんだ!
ダッシュボードに埋め込まれた[ H.J.Mulliner ]のプレート、製作した会社のプライドの表れなんでしょうが、イギリスらしい演出に弱い人が多いんですよね~。
バックミラーが薄い!!しかも小さい! 今となっては、絶対に出来ないデザインですが、現代のクルマはどれも同じ形になってしまいましたが、是非ともドアハンドルと会わせて、そのクルマの個性が発揮するパーツなので、もっと自由にデザインしてほしい所でもあります・・・。
ロールス・ロイス・コーニッシュ・・・一つ一つのパーツ全てがイギリス製でイギリスで作られた、このクルマは、本当に大きな車体なのに不安になるくらい小さなバックミラーと華奢なハンドルなのですが、
ドイツのクルマの様な威圧感は無い・・・
イタリアのクルマの様な色気は無い・・・
アメリカのクルマの様な気軽さは無い・・・
日本のクルマの様なハイテクも無い・・・
でも、正装でゆったりした気持ちで運転する様子が一番似合う、最近すっかり忘れていたイギリスのクルマを再確認できました。
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