2011年12月2日金曜日

クルマは友達

私は、トヨタの新キャッチコピー 「FUN TO DRIVE AGAIN」 に違和感を抱いていました・・。


ドライブ(運転)の楽しさはいつの時代も不変であって、車種や行き先に関係なく楽しむ事ができるはずなのに、なぜ今「AGAIN」を付けるのか・・?

そんな折、インテグラ・タイプRで現れた彼が、私のモヤモヤした気持ちを一瞬にして消し去ってくれました。


クルマがつぶやくSNS「トヨタフレンド」の狙い
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1105/23/news118.html


私:
「どういうこと?」

彼:
「これからクルマはさらに「ナイト2000」の様に喋ったり、会話を楽しんだりできるんです。」

私:
「SNSを利用してよりクルマと会話を楽しみ、より仲の良い友達になろうという技術なんです。」

彼:
「プリウスPHVから採用されますが、今後クラウド技術の向上により、より多くの情報を共有して、クルマのメンテナンス情報の発信だけでなく、クルマ同士の情報交換で、より細かい道路状況を伝え合ったり、各々のクルマの個性を発揮する事が可能になるはずです。」

私:
「すごい!じゃあ!クルマが「そろそろ洗車して!」「ボディを磨いて!」とか言うようになるの?」

彼:
「・・・汚れを感知するのは今は難しいですが、そういう事も言えたらもっと身近になりますよね。」

私:
「今のクルマにも後付けできれば良いのに。」

彼:
「それは、可能でしょうね。」


これは、面白いシステムだ! 特にカーアフターマーケット業界にとっては先のある素晴らしいシステムではないでしょうか。 


「カッコ良い」や「面白い」などの基準は年代や時代により大きく変化します。  インターネットの出現で、細分化された趣味趣向に対応できる世の中になったし個性を発信できるし、世界中の友達と繋がる事ができるんだから、クルマとだって楽しく会話が出来るはずです。


自動車メーカーは、カッコ良いクルマや便利なクルマをもうすでに販売しているんだから、いまさら、そんなコンセプトで開発しても過去の作品のリバイバルにしか見えないのだと思いますよ。


いよいよ、12/3(土)から第42回東京モーターショーが一般公開されます。

昨今の自動車業界は色々と斜陽的な事を言われていますが、私は業界の端くれとして必ず行こうと思っています。 それが責任だと思うので・・・。



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