2013年1月15日火曜日

行ってきました。東京オートサロン2013

オートサロン2013に行ってきました。 2年ほど前より徐々に活気がもどりつつあったので、今年はどうだろう?と心配していましたが、特に自動車業界関係者の方々のフェイスブックやツイッターで「オートサロン行きま~す!」コメントが多く入っていたので、それらも杞憂に終わりました。 やっぱり自分の業界を盛り上げる為には、自分が楽しまないとね!

今年のオートサロンは史上最大の出展数で名実ともにアジア最大で今や世界中が注目する一大イベントになりました。 しかし、カーアフターマーケットの祭典なのに新車を出展したり、中にはすでに生産を中止している過去のクルマを軽く弄って展示している某自動車メーカーもあり、「・・・ちょっとおかしな事をしてないですか?」なんて聞きたくなりますが、これを言い出すとキリがないので、ここでのコメントは控えます。 今回は多目に見ておきましょう(笑)。

そんな悲喜交交のオートサロンですが、大事な!大事な!一面があります・・・それは、自動車専門学校の作品のお披露目の場所でもあるという事です。 毎日コツコツ制作し、時には徹夜もしたであろう彼ら彼女らの作品は、オートサロンで世界中から注目を浴びます。 そして、学生さん達が丁寧に説明してくれるのが、私にとってのオートサロンの楽しみの一つでもあります。
 
ビートルのチョップド・・と思いきや、なんと!EVにコンバージョン! ブロンズのカラーリングをチョイスした所もいいセンスしています。

 丁寧な説明ありがとうございました!笑顔がいいですね!かなりのワーゲン好きとお見受けしました・・・でないと、このセンスでは仕げられませんよ~!


TOYOTA2000GTをレストア&EVへのコンバージョン! ボディーもシャシーもしっかり手抜かりなく仕上がってました。

今回、自動車専門学校の出展車両は電気自動車へのコンバージョンが多くみられました。 コンバージョンキットも多く発売されていますし、技術的ハードルも下がってきているし、メーカーでも電気自動車の開発は盛んなので、学校でしっかり学んだで人が育っていくので、将来的にも非常に大事ですね。

TOYOTA2000GTは当時、ヤマハの職人が手叩きでボディを丁寧に作ったので、一台一台微妙にライン違うのです・・・が!これ何と愛知県立岡崎工業高校の作品なのですが、発泡ウレタンで制作した1/1サイズのTOYOTA2000GTの模型なのです。

先生が丁寧に説明してくれました。 機械デザイン科なんてイカした科があるんですね、私も今からでも入学したいくらい・・・。 研究課題としての作品なのですが、「学科PRを通し就職先と地域活性化を目的とした課題研究 ~1/1のクルマ模型の制作」 次回はオリジナルデザインのクルマに挑戦するらしいです。  何と楽しくて頼もしい課題なのでしょうか!是非頑張って下さいね!

 コレ何だかわかりますか? 初代セルシオをリアを大胆に切り落としてピックアップトラックに、フロントも大胆に加工・・もはやドア周りでしか判別出来ませんが、私は当てましたよ(笑)。

丁寧な説明ありがとうございました! 自信に満ち溢れた表情がいいですね~(笑)。

静岡工科自動車大学校の作品なのですが、ビートの外装を大きく改造しています。 小さいながらも、なかなかの迫力に仕上がっています。 カッコイイ!


わかりますか?この迫力のあるリアフェンダーとテールレンズはボンネットも合わせてRX-8をそのまま使っているのです。 言われるまで全く気づきませんでした・・すごい・・・このアイデア最高! ちゃんとフロントとリアのデザインがしっかりつながってますね!

楽しく観させてもらいました。 彼ら彼女らが一生懸命作ったクルマたちを観ているとクルマ業界の未来に希望を持てますし何よりも勇気付けられます。  そんなクルマが大好きな皆さんが夢と希望を持ってクルマ業界で仕事ができる様に、おじさんもまだまだ頑張りますよ~!


ショーには綺麗な女の子は必要だと思いますが(笑)。 えげつないカメラ小僧も少なかったし、家族連れも多く来場していたし、とても楽しいクルマのショーに戻ってきた感じがしました(笑)。 コレも一重に主催者や、ずっと出展し続けているショップの皆さんのイベントコンセプトがブレていない証拠だし、皆さんがこのショーを守っているのだと感じました。 

今年ビックサイトで開催されるクルマのショーもそうであって欲しいと心から願います。 


 

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