2014年3月11日火曜日

「今」 ではなく 「これから」



3年の月日が流れました。

東日本大震災において亡くなられた方々心より哀悼の意を表します。

忘れる事のできないこの自然災害は人々に多くの意識を植え付けました。  私は、この気持を大事して進んでいきます。






あの震災で岩手・宮城・福島の3県で217名の消防団員の方が亡くなられ、未だ35名の方が行方不明です。 

震災発生時、消防団員の方々は水門閉鎖や避難誘導、救助、消火などで懸命の活動をつづけ多くの住民の生命を救いました。

また、震災後も長く行方不明者の救助、捜索活動などを行いました。

私は、川崎市中原区の消防団に所属しています。

偶然、震災直前に消防団への誘いを受けて入団しましたが、その事で街の多くの人達と顔見知りになり仲良くなって、自分の住んでいる街をより知る事ができました。

時折、火災現場の出動もありますが、大きい火事は昔より少なくなったらしいです。 

それでも、消火栓の確認や年末の夜回り(火の用心)、お祭りの警備や消防大会の練習など色々あります。 飲み会もあります。

そして、今、多い活動は消防署と一緒になって自治会や小・中学校などで、自分の住んでいる街で震災が起こった場合の非難や救助の仕方、応急救護など手当ての仕方を知ってもらおうという活動です。 非常食の試食なんかもあります。

そして、震度5強の地震が発生した場合は消防団員は集合する事になっています。

本職の消防士の皆さんは、いつ発生してもおかしくない大災害に向けて、やるべき事は本当に多岐にわたっており、消防署の前を通るといつも訓練を行っています。

実際、川崎市消防局は震災直後の原発事故や伊豆大島土砂災害などに派遣要請を受けて出動してます。

そして、地域に根ざしている消防団は必要とするべきパートナーとして位置づけられています。

大災害から、「自分が助かるには」 「自分の家族を守るには」 「自分の住んでいる街の被害を最小限の抑えるには」 この3つは繋がっており、何かを待っていても何も解決しません・・・。

自身の意識と住んでいる街の人達との協和、 そして「絆」が絶対に必要なのです。



総務省消防庁 消防団とは?
http://www.fdma.go.jp/syobodan/

最前線の消防団をどう守るか
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/94508.html

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